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松山ケンイチ:38歳の誕生日サプライズに大喜び 今年も「自分のペースで好きなことやりたい」

 俳優の松山ケンイチさんが3月6日、東京都内で行われた映画「ロストケア」(前田哲監督、3月24日公開)のイベントに、長澤まさみさんら共演者と出席した。5日に38歳の誕生日を迎えた松山さんは、バースデーケーキやハッピーバースデーの歌で“サプライズ祝福”され、目を大きく見開いて驚き、喜んだ。

 松山さんは女優の小雪さんと結婚し、1年の半分は北日本で農業をしながら暮らしている。誕生日当日は「ちょっと違うドラマの撮影をしていて、一人で帰って、ゲームをやっていました」と振り返り、今回のサプライズを受けて「本当にうれしいです」と力を込めた。

 また、「ちなみに」と切り出して「去年もそうだったんですけど、まだ、家族から『誕生日おめでとう』の連絡は来ていません(笑い)。去年はちょうど3月6日に来た。もう、3月6日が終わりそうで、まだ来ていない。これ、記録更新しそうですね。楽しみです」と話し、会場の笑いを誘った。

 38歳となる一年は「今までどおり。健康で、自分のペースを守って、好きなことをやりたいです」と笑顔を見せた。

 イベントには鈴鹿央士さん、前田監督も出席。スペシャルゲストとしてシンガー・ソングライターの森山直太朗さんも出席し、同作のために書き下ろした主題歌「さもありなん」を歌った。

 映画は、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕さんの小説「ロスト・ケア」(光文社文庫)を原作にしたヒューマンサスペンス。ある民家で老人と介護士の死体が発見される。捜査線上に浮かんだのは死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山さん)。斯波は介護者の家族に慕われる心優しい青年だが、検事の大友秀美(長澤さん)は斯波が勤める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。秀美は真実を明らかにすべく斯波と対峙(たいじ)する……というストーリー。

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