市川実日子：「あたたかく迎え入れてくれそう」　マティス初の建築作品「ロザリオ礼拝堂」の謎を解き明かす　「新美の巨人たち」出演

　俳優の市川実日子さんが、テレビ東京の番組「新美の巨人たち」（土曜午後10時）の6月17日放送回に出演する。同日の放送では、20世紀絵画の巨匠アンリ・マティスが最晩年に手掛けた傑作、南仏にある「ロザリオ礼拝堂」を取り上げる。予告動画には、光と色にあふれた空間に身を置いた市川さんが、「あたたかく迎え入れてくれそうな場所なのかな」と感慨深くつぶやく場面が映し出される。

　70代でがんを患い、体力が衰えてしまったマティス。そんな時に人生初の建築作品に挑んだ。「ロザリオ礼拝堂」は、設計、内部の装飾、ステンドグラスに至るまですべてを自ら手掛けて作り上げた。

　精神科医で老後の問題を研究する和田秀樹さんは、ここに老後を幸せに生きるヒントがあるという。「できなくなってきたら、できることを伸ばす」と語り、謎を解き明かす。