若林豪：結婚57年の妻とはけんかしてもすぐ仲直り　「言われたとおりにやれば妻が喜ぶ」　「徹子の部屋」で

　俳優の若林豪さんが、4月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。現在84歳、1歳年下の妻とは、けんかしてもすぐ仲直りするといい、夫婦円満の秘訣（ひけつ）を明かした。

　若林さんは現在84歳で、1歳年下の妻とは結婚57年。「けんかはなるべくしないようにしているが、けんかしたら早い時間にやめて、向こう（妻）の気持ちを立ててあげると、そのあとは優しくなるし、丸くなるし、（関係が）よくなる」という。さらに、「『お味噌汁のわかめがおいしいね』など、小さなことでもいいから声をかける。向こうはお世辞を使っているとわかっているけど、損することはない」と話した。

　また、妻から「いいご主人は食器を洗うのよ」「ご飯を炊く男性はかっこいい」と言われれば、極力行動に移しているといい、「やろうと思えばできること。言われたとおりにやれば妻が喜ぶ。それで夫婦がうまくいくなら」と語った。

　若林さんは3男2女の5人の子どもを育て上げた。長男は公務員、次男は僧侶、三男は俳優、長女はスウェーデン人と結婚してスウェーデンで公務員になり、次女はドイツ人と結婚した。「（子育ては）大変でした。ハラハラハラハラしながら育てていました。責任がありますからね」と述懐。孫は7人いて、一番上の孫は23歳、一番下の孫は6歳だという。

　「可愛いですね。（孫が）『じじい』と言うから、『じいじ』だよと教えると、（孫は）『わかった』って。（もう一度）誰？と聞くと、『じじい』って（笑い）。これで半日は遊べます」と優しい笑顔で語った。