深田恭子：「土屋アンナと苦楽を共にした青春そのもの」　映画「下妻物語」初のデジタル版上映にコメント

　俳優の深田恭子さんが主演を務め、土屋アンナさんも出演した映画「下妻物語」（2004年、中島哲也監督）の初のデジタル版が、7月19日から東京・渋谷 ホワイトシネクイント（東京都渋谷区）でリバイバル上映される。上映にあたり、深田さん、土屋さんらがコメントを寄せた。

　ロリータ少女の竜ケ崎桃子を演じた深田さんは、同作について「私にとって、作品としても、撮影期間も、アンナと苦楽を共にした青春そのものです。今でも作品を再び見返してみると胸がギュっと熱くなります」という。

　続けて「ロリータとヤンキーという相反する2人が微妙な距離感で繰り広げる友情、青春、若さが皆様に受け入れていただけたのではと感じています。これからもこの作品がたくさんの方に、より一層愛され、羽ばたいて行くことを願っています」と期待を込めた。

　ヤンキー少女の白百合イチゴを演じた土屋さんは、「『下妻物語』のおかげでいまのアンナがいます。中島監督が大好きで、下妻で出会った多くの人はわたしの人生に刺激をたくさんくれました！　作品もすっごく面白いし、時代を超えて愛されるはずです。名作に出させてもらったことに感謝してます！　樹木希林さん、深田恭子ちゃん……たくさんの才能を持つ人達に出会えてめっちゃ面白かった」とコメント。

　さらに、原作者の嶽本野ばらさんは、「ダチいなくてもさびしくない！　だって『下妻物語』は不滅ですから！」とコメントを寄せた。