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米倉涼子:闘病しながらの「ドクターX」撮影 共演者とスタッフに感謝 「一生忘れられない」

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 俳優の米倉涼子さんが10月8日、テレビ朝日(東京都港区)で行われた映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督、12月6日公開)の完成報告会見に出席。今作をもって、2012年にテレビ朝日系でスタートした自身の主演ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が完結することを、涙ぐみながら発表した。

 2019年に難病「低髄液圧症候群」を患っていることを公表した米倉さん。会見では、共演の遠藤憲一さんが「涼子ちゃん……公表してるから良いと思うのですが、大変な病気をされて、それを乗り越えて今回撮り切って……」と切り出し、「(8月に開催した)ファンミーティングで踊ってる姿を見て……本当に復帰できるかどうかの話だったのに、あそこまで回復されて、それが感動でした。本当に素晴らしかったです」と称賛した。

 これに、米倉さんは「私が(体調が)全開じゃなかったので、本当に(スタッフと共演する皆さんには)気を遣わせてしまい、大変な撮影になりました。ありがたく思います。本当に感謝しています」と話した。

 そして「ドクターX」は自身にとって「自分の人生と背中合わせの作品」と述べ、「皆さんにご迷惑をお掛けしながらも、自分自身と闘いながらこの作品に挑めることができ、自分にとって一生忘れられない作品となりました」と万感の思いで語った。

 映画は、主人公の孤高のフリーランス外科医・大門未知子の“誕生の秘密”が明らかとなるストーリーで、ドラマシリーズでもおなじみのキャスト陣が結集。染谷将太さん、「なにわ男子」の西畑大吾さん、綾野剛さんの出演も発表されている。

 この日の会見には、田中圭さん、内田有紀さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、遠藤憲一さん、岸部一徳さん、西田敏行さんも出席した。

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