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8月26放送の「徹子の部屋」に出演した水森かおりさん=テレビ朝日提供
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8月26放送の「徹子の部屋」に出演した水森かおりさん=テレビ朝日提供

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水森かおり:ジストニアで発声障害に 「すごく悔しくストレス」 治療しながらの日々を声を震わせて語る 「徹子の部屋」で

 歌手の水森かおりさんが、8月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。10年ほど前に発症した発声障害や飼い犬、おいの仕事などを語った。

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 発声障害に見舞われた。ジストニアという病気によるもので、「私の場合は低音が思うように出なくなってしまって。病院を紹介していただいて通ったり、薬を飲んだり、整体に行ったりしても、なかなか改善されない。発症したのが2016年。思うように声が出せないんです。昔と同じように歌が歌えなくなってしまった」と語った。

 徐々に観客にもわかるようになり、「風邪引いたの?」「疲れてるの?」という声に「発声障害です」と言えなかったと振り返った。

 「お客様に満足のいく歌をお届けできない時期がすごく長かった。言葉は悪いですけど、ごまかして歌うしかない。おかしいと思う人もいれば気がつかないという人もいて、公表していいものなのかどうかとスタッフとずっと話しながら、迷いながら、薬を飲んで治療しながら、今に至るんです」と告白。うまく行く時も今ひとつという時もあるという。

 「気にしないでいいよと言われるんですけれど、本人からすると、思ったところに声が当たらないとか出ないっていうのがものすごく悔しいのとストレスと」と語った。急に治るものではない、うまく付き合っていくしかないと言われ、「お客様への申し訳ないという気持ちと、声が出ない、うまく出せないと悩まれてる方が実は意外といっぱいいることも知った。皆さんに『歌で励まされた』『また頑張れるよ』と言われると頑張ろうと思える」と声を震わせて語った。

 ミックス犬の「かっち」とヨークシャテリアの「チョコ」を飼っている。父親が亡くなった日に生まれてきた犬には縁を感じ、父親の名前「かつや」から「かっち」と命名した。もう1匹は9カ月間ペットショップにいたので引き取った。今度は母親の名前にあやかろうと思い、母親の名前「ちよこ」から「チョコ」と名づけたところ、母親に「私まだ死んでないわよ」と言われたそう。

 仕事などで家にいない時は姉家族が犬を見てくれる。その姉の息子は放送業界に就職した。「私の活動している範囲に割と近いところで仕事をするようになりました」と、無線通信機器を着けて、歌手を誘導したりしており、インターンの時に、現場で会ったことも。「気になっちゃって。大丈夫かなって見てました。夢をいっぱい持って頑張ってほしいと思います」と思いを語った。

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