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11月28日放送の「徹子の部屋」に出演したウー・ウェンさん=テレビ朝日提供
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11月28日放送の「徹子の部屋」に出演したウー・ウェンさん=テレビ朝日提供

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ウー・ウェン:料理研究家、数着のワンピースを365日着る暮らし 今年誕生した初孫、夫亡き後の苦労も 「徹子の部屋」で語る

 料理研究家のウー・ウェンさんが、11月28日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。シンプルでおいしい中国の家庭料理を日本に紹介しているウーさんが、数着のワンピースを着回しているという暮らしや、今年生まれた初孫、20年前に夫が亡くなったあとの苦労などを語った。

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 「情報も物もあふれる時代だからこそ、本当に何が大事なんだろうと思うと、シンプルが1番いいです」と言う。色違いのワンピースを数着用意し、家の中では365日着ている。「動きやすい」ところが気に入っていて、「着て洗って着て洗って」、翌年新しいのを買う。パジャマも「これ(ワンピース)でいいんじゃないですか」「洗い物も少なくて(済む)」と語った。

 北京生まれで、大学卒業後、仕事を通じて日本人男性と知り合い、来日したウーさん。夫は、子どもが小学4年生、6年生のときに亡くなった。「病気であっという間でした。私には神様がいるのかなと(疑わしく)思うくらいだった」と別れを振り返った。

 長男は30歳。5年前に結婚し、今年3月に初孫が生まれた。「今の私の頭の中の99.9%はこの子(孫)です」と目尻を下げる。長女は去年まで日本の会社に勤め、ベルギーに行った。その時、両親が自分を日本に送り出した思いがよく理解できたと話した。

 夫の死後、中国にいる両親に「帰ってきなさい」と言われた。「そのほうが自分は楽だが、子供たちは日本人なので、日本で頑張って育てていこうと思った」という。

 「事務所と自宅を一時的に合併したので、寝るところはテーブルの下しかなくて」と台所の小さなテーブルの下で3人で川の字になって寝たこともあったと明かし、「子供たちはなかなかわがままも言えなかったんじゃないかなと思っています」と推し量った。

 忙しくても子供たちの料理は毎日作った。「“趣味”は子供だけにしなければならないと思ったので、大きく育つには何が必要なのか、料理しかないかなと思った。勉強の手伝いもできないので、健康な体と毎日おいしいと言ってくれる食卓を頑張ってつくりました」と当時の心境を語った。

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