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2026年のファッショントレンド:フリル、レースなどロマンチックムードが強い 春を感じるピンクアイテムが豊富 茶色ブームも続く 前編

 新しい年を迎え、今年のファッショントレンドが気になる時期。好奇心旺盛な30代女性を応援するファッション誌「InRed(インレッド)」(宝島社)の橋爪尚子編集長に、今年の注目したいアラサー、アラフォー向けファッションを聞いた。(前後編の前編)

 ◇ロマンチックとトラッドがトレンド スポーツテイストも注目

 橋爪編集長は「全体の傾向としてロマンチックなムードが強い」という。

 「フリルやレースをあしらったアイテムが多い。これまでは立体的なレースが多くて、変わらずに人気ですが、それと同時に少しランジェリーライクな、さらっとしたサテンのレースや、胸元や裾のレースをちらっと見せるような、洗練されたような感じの甘さのあるアイテムも多い気がします」

 クラフト感のあるガーリーに全振りしたデザインから、センシュアルなものまで、フリルやレースの使い方のバリエーションも豊富で、大人も取り入れやすいものが多い。

 それと同時にトラッドもトレンド。「数年前からはやっているローファーや、アーガイルのニットとか靴下、ネクタイを付ける着こなしなども流行です」

 もう一つ注目したいのはスポーツテイスト。冬季オリンピックやサッカーワールドカップという大きな大会を控え、スポーティーなアイテムや、機能性を重視したアウトドアテイストのアイテムがそろう。

 「ブランドによっては、本当にサッカーのユニホームのようなデザインのものを出しているところもあります。それと同時に、スポーティーやアウトドアと今までは距離があったブランドからも機能性アイテムが出てきています。

 展示会で見て気になったのは、『アンテプリマ』のアウター。シャカシャカ素材で、色遣いのおしゃれさはさすがです」

 こういったトレンドをバランスよくミックスするのもおすすめ。

 「例えば、シャツの上にレースのキャミソールをレイヤードする、シャツにネクタイを結のんで、機能性のあるアウトドアテイストのアウターを羽織るなど。堅く見えるビジネス服、今にも走り出しそうな機能性重視服など、偏ったテイストに行き過ぎるのではなくて、いいとこ取りでミックスコーディネートができると楽しいですね」

 ◇ピンクでテンションアップ! モノトーン、茶色も注目カラー

 色で注目なのは、ピンク、赤、アイスブルー、レモンイエロー。それと同時にモノトーンアイテムも多い。さらに茶色にも注目。

 「春夏の新作ではチョコレートカラーみたいな茶色をよく見ました。黄味が強い茶色よりは、赤みの強い茶色の方が多かったイメージです。ここ数年、茶色ブームは勢いがあって、これまでベーシックカラーは、黒、白に加えて紺となっていたのですが、今では茶色がすでにベーシックカラーの仲間入りをしているブランドも多くありました」

 赤は紅色ではなくいわゆる“赤”という鮮やかなものがメイン。ピンクは明るいものからくすみカラー、パステルまで幅広くラインアップする。

 「ロマンチックムードの流れもあると思いますが、ピンクは“きている”と思います。私はピンクの服があまり似合わないんですが、展示会とかでピンクのものを見ると、『可愛い!』とテンションが上がりますし、『春が来た!』という、季節の移り変わりをちゃんと思い起こさせてくれる気がします。

 ピンクは色味のバリエーションもあり、トップスも、ボトムスも、靴やバッグなどのファッション小物まで、アイテムも豊富。例えば私のように顔の周りにピンクを持ってくるのは得意じゃなくても、ボトムスや小物などで、顔から遠いところに取り入れやすいと思います。ピンク色のアイテムを持っているだけで気分が上がるという人も多いと思うので、自分に合うアイテムで取り入れてみるのもおすすめです」

 ◇編集部員が“自腹買い”する注目アイテムは?

 編集部で話題になっているアイテムを教えてもらった。

 編集部の大津愛さんは、「リーバイスのデニムハーフパンツを購入したい。デニムのハーフパンツは春夏の展示会で多く見かけたアイテム。今期はオーバーサイズでだぼっとしたシルエットのものが多い気がします。メンズっぽいアイテムなので、あえて甘めのレーストップスに合わせて、辛さを調節して着こなしを楽しみたいです」。

 工藤寛子さんは、「L.L.Beanのバッグを買います! ボートアンドトートファンなのですが、春にスモールの幅でミディアムの高さのものが新発売と知りました。パソコンが入るサイズで、しかも持ち手が長いので肩掛けもできます。丈夫で機能的なのに、1万円台という点もうれしいです」。

 白鳥真弓さんは、「レーススカートを購入予定。古着っぽいクロシェレースを使ったスカートやワンピをパンツにレイヤードして着たいです。普段履いているパンツにプラスするだけなので、手軽に気分を変えられます。レースが可愛らしいので、古着っぽいロンTと合わせたり、ジャケットと合わせたりして着ようと思っています」。

<プロフィル>

 はしづめ・なおこ 山梨県出身。大学卒業後、鉄鋼メーカーで営業事務を経た後、編集人生をスタート。2009年に宝島社へ入社後は「steady.」編集部に配属。2014年から「steady.」編集長を経て、2022年8月から「InRed」編集長に。

 *InRed……好奇心旺盛な30代女性を応援する雑誌として2003年に創刊。コンセプトは「35歳、ヘルシーに! 美しく!」。自由に使えるお金が増え、興味の範囲が広がった30代女性のすぐに役立つ実用雑誌として、ファッションだけでなくライフスタイル全般を網羅している。1・2月合併号(発売中)の表紙は俳優の佐々木希さん。特別付録はムーミンのミニミニ文具セットと、ローラ アシュレイの2026年カレンダー。3月号は2月6日発売

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