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鈴木愛理:8歳でオーディション合格、キャリア20年以上 新たな挑戦は常に積極的に 「水を得た魚のように生き生きする」

 映画「ただいまって言える場所」(塚本連平監督、1月23日公開)で映画単独初主演を果たす鈴木愛理さん。歌手、俳優、モデルとして20年以上のキャリアを重ねる中で大切にしていることなどを聞いた。(前後編の後編)

 ◇心のオアシスは食 「食に貪欲な時は健康でいられる」

 映画は、親元を離れられないまま教師を続ける“子供部屋おばさん”のえりこ(鈴木さん)と、表向きは優等生ながらも学校に通えない“不登校少女”の千花(川口真奈さん)がSNSを通じてつながり、自分の居場所を探していく姿を描いた、ユーモアと涙にあふれる感動のヒューマンドラマ。

 鈴木さんが演じたのは難しい役どころだが、「できるだけ普通でいることを意識した」という。

 「撮影期間がすごく短い作品だったので、本当に一点集中っていう感じだったんですが、その期間はいい意味で“鈴木愛理じゃない生活”をしていました。中学校の先生は、自分の時間を割けないぐらいの生活をしながら、人にパワーをあげている存在だと思うんです。なので、いつもだったらお店に行って受けるようなヘッドマッサージを自分でやってみるとか、歌手やモデルとして表に出ることでできたルーティンはあまりしないで、割と必死に過ごすようにしていた気がします」

 演じたえりこにとっては、マンガが心のオアシスになっている。鈴木さんにとってのオアシスを尋ねた。

 「食ですね。自分で作るのも好きですし、お店においしいものを食べに行くのも好きですし、おいしいものを『おいしい』って一緒に言える仲間がいるっていう時間も好き。食に対することに貪欲になれている時は健康でいられると思っています。でも、たとえ高熱を出していても、しっかり食べることで回復を目指すんですけど(笑)。胃腸は弱いほうではあるのですが、食べたい気持ちが勝ります。逆におかゆとか体に優しいものを食べているとどんどん具合が悪くなることもあって……。まさに“病は気から”です」

 ◇常に挑戦しないと「自分に飽きちゃう」

 8歳でオーディションに合格し、仕事を始めた。20年以上のキャリアの中で大切にしていることを聞くと、「一緒にお仕事をする人が『今日も楽しかったな』と思えるように、そこにいたいなという気持ち」だという。

 「やっぱりどの世界、どの社会にも、立場上の上下関係はあると思うんですけど、あくまでも私はフラットにいきたくて。“今日”という大事な日を共に過ごしている仲間だから、誰であれ『いい1日だった』って思いながら帰れるように願って、現場にいることを意識しています」

 昨年はミュージカル「SIX」に出演し、ロンドン公演も経験した。

 「ロンドンには1カ月ぐらい滞在し、いつでも戻りたいくらい大好きな街になりました。もともと英語の作品を日本語で上演して、それが本場に戻るというのは日本のミュージカル界でも珍しい ことだったので、果たして受け入れてくれるのかっていうのは少し不安もありました。織田信長の舞台を外国人が英語で上演する、みたいな感覚なので、不思議ですよね。でも、言葉は通じなくてもリアクションを大きくしたり、ボディーランゲージを強めにやったり、工夫しました」

 こういった新しいことへの挑戦は、積極的にしたいタイプだという。

 「ちょっとでもいいので、常に挑戦がないと前進している感じがしないんです。自分に飽きちゃうというか。昔からそうで、例えば、自分だけが知っている筋トレでもいいし、毎日白湯(さゆ)を飲むとか本当にちょっとしたことでもいいんですけど、そういうチャレンジをしていると水を得た魚のように生き生きしています」

 <プロフィル>

 すずき・あいり 1994年4月12日生まれ、千葉県出身。2002年、8歳の時に、約3万人の応募からハロー!プロジェクト・キッズに選ばれる。2003年、「あぁ!」のメンバーとしてCDデビュー。2005年、アイドルグループ「℃-ute」結成。2017年、ハロー!プロジェクトを卒業。2018年、ソロデビュー。アーティスト以外にも、俳優、モデルとして幅広く活動している。

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