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福士蒼汰:月9王道ラブストーリーで“格好悪い男”に 「今回は壁ドンしない」

 俳優の福士蒼汰さんが6日、東京都内で行われたフジテレビの“月9”ドラマ「恋仲」の制作発表会見に出席。ドラマは王道のラブストーリーで、同枠でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演する福士さんは今回の役どころについて、「なよっとした今どきの青年を演じています。何度かラブストーリーやってますが、珍しくかっこよくない(役)、むしろ格好悪いキャラクター」と説明し、「今まで“壁ドン”とかやってきましたけど、今回はしないので」と強調した。

 自ら「情けない役」と話すも、「自分でやって楽しくて、新しい自分だなと思ってやっています。新しい発見ができるので自分にとって挑戦しがいのあるキャラクター」と“新境地開拓”に手応えを感じている様子。また、タイトルである「恋する2人。でもつきあっているとは限らない」という意味の「恋仲」という言葉の印象について聞かれ、「一番楽しい時期。付き合うとそれで安心しちゃうと思うけど、まだ付き合ってない一番楽しいときかな」と語り、「相手の女性が好意を持っているんじゃないかと思う瞬間は?」という質問に、「最近感じてないですね。どんなときでしょうね?」と苦笑いを浮かべていた。

 ドラマは福士さん演じる主人公・三浦葵(みうら・あおい)が、初恋相手の幼なじみと運命の再会を果たし、恋敵との複雑な友情や葛藤、すれ違い、三角関係などさまざまな障害を乗り越えながら“本当の恋”をつかんでいくというラブストーリー。幼なじみのヒロイン・あかりを本田翼さんが演じるほか、吉田羊さん、永井大さん、太賀さん、お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さん、野村周平さんらも出演する。

 会見には、主要キャストが出席した。同日朝行われたサッカー女子ワールドカップ(W杯) カナダ大会の決勝で米国に敗れ、準優勝となった日本代表(なでしこジャパン)について、福士さんは「かっこいいですよね。世界で2位は素晴らしいこと」と快挙を褒めたたえていた。ドラマは20日から毎週月曜午後9時放送。初回は15分拡大版。 

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