10月から放送される「コウノドリ」続編シリーズのイメージビジュアル(C)TBS
俳優の綾野剛さん主演の連続ドラマ「コウノドリ(TBS系)」の続編が10月から放送されることが22日、明らかになった。綾野さんは続編が決定したことについて「前作が終わって3~4カ月たった頃にはお話をいただき、1年以上前から決まっていたので、ずっと僕の中で『コウノドリ』は生き続けたまま今まで来ています」と話し、「“命”に関わる作品に、それを超えていろいろな方々と関われる作品に、そしてまた『コウノドリ』という作品が愛されたのだと思うと感謝しかありません」とメッセージを寄せている。
ドラマは、週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウさんの医療マンガが原作で、2015年10月期に放送された。綾野さん演じる産婦人科医と天才ピアニストの二つの顔を持つ主人公・鴻鳥(こうのとり)サクラを軸に、医療だけでなく、赤ちゃんや妊婦、その家族にまつわる物語が展開された。
続編は、前作の2年後を舞台に「生まれること、そして生きること」というテーマで、原作のエピソードをベースにオリジナルで取材した題材を加えて描く。前作と同様、松岡茉優さん、吉田羊さん、坂口健太郎さん、星野源さん、大森南朋さんらも出演。綾野さんは「みんな主役と言っても過言ではない方々が集まるわけですから、視聴者の方は前作以上の期待を込めてこのドラマを見てくださると思います。まずその期待に応えられるような、しっかり強度のある作品を届けなくてはいけない」と意気込んでいる。
サクラは天才ピアニスト「BABY」の一面も持っているが、綾野さんはピアノ演奏について「前作では素人だったので猛特訓しました。この前久々に家でピアノを弾いたのですが、全然弾けませんでした。やはり忘れていて、もう一度ゼロからやり直そうと思っています! 非常に大変な作業ですが、僕にピアノを教えてくれているピアニストの清塚(信也)くんに対する信頼がものすごくあるので、正直何も心配していません」とコメントしている。
ドラマは10月から「金曜ドラマ」枠で放送。