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亀梨和也:今年の抱負は「びびりな自分に勝つ」

 人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが6日、東京都内で行われた主演を務める連続ドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」(関西テレビ・フジテレビ系)の制作発表会見に、共演者らと出席した。ドラマは、マスコミの報道によって自殺した母のために、メディアに復讐(ふくしゅう)を誓った主人公の物語で、復讐劇に初挑戦する亀梨さんは「復讐劇は初めて。関西テレビのお仕事も初めて。僕自身、先日、発表になったKAT-TUNのスタートと同じように一歩踏み出すのは幸せと日々かみしめながら撮影しております。今の時代だからこそのテーマに正面から切り込んでいく作品をみんなで作っています」と語った。

 また、亀梨さんは今年の抱負を聞かれ「いろいろな局面で、びびりな自分に勝つ。怖い物知らずということではなく、しっかりできる大人になりたいです。慎重かつアグレッシブな年にしたい」と意気込んだ。

 この日は、共演の藤木直人さん、栗山千明さん、橋本環奈さん、杉本哲太さん、水野美紀さん、林遣都さん、お笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうさん、「Hey! Say! JUMP」の高木雄也さんも出席。会見では、それぞれが、自身や共演者の意外な一面を暴露する場面があり、亀梨さんは「僕の性格はあまのじゃく(笑い)。メディアの中での亀梨和也は、スポーツだったり、アイドルだったり、いろいろな一面で切り取られ受け取り方によって違う印象がある。ストイックって言われたりもしますが、家では素っ裸でぐうたらしています」と語った。

 やついさんは、亀梨さんとの共演シーンが時間の関係で十分に撮影できなかったというエピソードを披露し、「撮影の時間が押して、亀梨君に待たせてしまったことを謝ったら『役者は待つのが仕事ですから』ってかっこよく言われた」と明かした。また、亀梨さんの所属事務所の後輩の高木さんは、亀梨さんについて「(演じる)幼なじみでタメ口を利く役に、どうしようって思っていたら『2人で食事に行こう』って言ってくれて。そういうことを考えてくれている先輩がかっこいい」と話し、後輩思いの一面を明かされた亀梨さんは「役が入ってたんだと思う」と苦笑交じりに明かした。

 充電期間に入っていたKAT-TUNは、先日開催された「ジャニーズ カウントダウン コンサート 2017-2018」で活動再開を発表。コンサートでは、同ドラマの主題歌「Ask Yourself」を披露した。亀梨さんは「(活動再開した)幸せとかはなく、いよいよ始まるなっていう思い」と話し、主題歌については「ドラマに沿った内容であり、歌詞をしっかりと見てもらうと、僕らグループとリンクしている部分もあります。ドラマの援護にもなり、大事な一曲になりました」と語っていた。

 「FINAL CUT」は、母を奪った者たちへの復讐と“許されざる恋”を描く。慶介(亀梨さん)の母の恭子(裕木奈江さん)が経営する保育園の園児が何者かに殺害される事件が発生。警察の捜査が進む中、百々瀬塁(藤木さん)が司会を務めるワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」は、恭子を犯人扱いした報道をする。やがて、追い詰められた恭子は自ら命を絶ってしまう。それから12年の時を経て、慶介は、百々瀬を含む番組関係者、さらに、事件の真相の鍵を握る美人姉妹たちに復讐を果たすため動き始めるが、美人姉妹(栗山さん、橋本さん)の一人を愛してしまい……というストーリー。9日から毎週火曜午後9時放送。初回は15分拡大。

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