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広瀬アリス:ドラマ「ハラスメントゲーム」でバリバリのキャリアウーマン初挑戦 唐沢寿明にツッコミも

 女優の広瀬アリスさんが、唐沢寿明さん主演で10月から放送されるドラマ「ハラスメントゲーム」(テレビ東京系)に出演することが3日、明らかになった。企業のコンプライアンスがテーマのドラマで、広瀬さんは、自分の意見を持ち、物おじせずに時に上司にも意見できる、芯のあるヒロイン・高村真琴を演じる。コンプライアンス室には、唐沢さんが演じる秋津渉と真琴の2人しかおらず、変わり者の秋津に対して、ツッコミを入れる。

 広瀬さんは「これだけバリバリのキャリアウーマンを演じるのは初めて」といい、「言いたいことをちゃんと言うところや、意思をしっかり持っているところはわりと自分と似ているのかなと思います」と話している。

 ドラマは井上由美子さんの小説が原作。スーパー業界の老舗マルオーホールディングスの富山支店長だった秋津が、ある事情から左遷され、地方に移り住んでいたが、コンプライアンス室長として本社に呼び戻され、社内のさまざまなハラスメント問題を、奇抜なアイデアと手法で解決していく。テレビ東京のドラマ枠「ドラマBiz」で、10月15日から毎週月曜午後10時に放送される。

 ◇広瀬アリスさんのコメント

 --真琴はどんな役柄ですか?

 今回私が演じる高村真琴は、とても芯のある女性です。台本を読み始めた頃は、すごく無機質な女の子だなと感じていました。でも、監督といろいろ話をする中で、仕事が好きでビシバシ物事を言うけれど、自分の働く(マルオー)スーパーをとても愛しているということを聞き、無機質とまではいかないんだなと。言いたいことをちゃんと言うところや、意思をしっかり持っているところはわりと自分と似ているのかなと思います。

 --役作りで気を付けていることは?

 真琴は、せりふではある意味過去一番難しいかなと思います。難しい専門用語をたくさん並べ、業務的な言葉遣いでかなり早口で話すことが多く、これまでそういう役はなかったので、楽しみでもあり、もっともっと今よりも頑張らなきゃと。これだけバリバリのキャリアウーマンを演じるのは初めてで、パンツスーツやストレートの髪形でのお仕事もほぼなかったので、格好よくジャケットを着こなせるよう、すっと背筋が伸びます。また、今までにない役柄への挑戦になると思っています。

 --ドラマのテーマはコンプライアンスです。

 最近コンプライアンスは本当に頻繁に聞く言葉ですね。厳しい世の中になってきているのでタイムリーな作品になるのではないかと思います。ハラスメントやコンプライアンスという言葉は分かるのですが、大まかな知識しかありませんでしたので、今回のドラマを通して勉強できたらいいなと思いますし、皆さんにも知っていただければ、うれしいなと思います。コンプライアンスと聞くと堅苦しいドラマだと思われるかもしれませんが、唐沢さん演じる秋津がすごくユーモアのあるキャラクターなので、そうはならないんじゃないでしょうか。

 --見どころは?

 人間らしいシーンがすごく多い作品なので、そこを楽しんでいただけたらなと。そして、いろいろなキャラクターの方たちが出てくるので、そこを楽しみつつ、私は20代のフレッシュな感じを出していきたいと思います(笑い)。

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