映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」の公開記念イベントに登場した田中圭さん
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月9~15日)は、田中圭さんが主演映画の公開を記念したイベントに登場した話題、中村倫也さんと高橋一生さんが出演する連続ドラマの会見に出席した話題などが注目された。前後編で取り上げる。
田中さんは7月9日、東京都内で開催された、主演連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の劇場版「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督、8月23日公開)の公開を記念した「連続ドラマイッキ見上映会」に出席。主人公の“はるたん”こと春田創一を演じた田中さんは「悔いが全くない。キャスト全員がやり切っている。これ以上、今の僕たちには絶対に作れないというところまでやった。僕らの思いは絶対に届くと思う」と劇場版の手応えを力強く語った。
この日は、田中さんの35歳の誕生日(同10日)のお祝いも行われ、35歳の抱負を語り始めた田中さんは「『おっさんずラブ』の現場で、みんなから学んだことが本当にたくさんある。自分一人でできることは、たかが知れていて。みんなでやると、何倍も何倍も作品が膨らんでいったりする」と振り返り、「『すべての現場がこうあるべきだ』と思うくらい、僕は『おっさんずラブ』の現場が好き。違う作品でも、そういう現場を目指してやっています。それがずっと目標です」と大きな転機となったことを打ち明けた。
さらに「『おっさんずラブ』の世界には悪意がない。スタッフ、キャスト、完成作もそうだと思う。悪意がないものってすてきだなと思う」と続け、「35歳の目標は、変わらず『おっさんずラブ』で学んだことを、少しずつでも広げていかないと、ということ」と気を引き締めていた。連続ドラマに登場した“はるたん弁当”を再現した誕生日ケーキで祝福された田中さんが、さっそくケーキにかぶりつく一幕もあった。
中村さんと高橋さんは15日、東京都内で行われた連続ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系、金曜午後10時)の会見に出席した。撮影で失敗したことや焦ったことを聞かれた中村さんは「僕のものまねがスベっているんです。あまり似てなくて。その後、一生さんがやるのですが、すごく似ているんです」と苦笑い。司会者から「何かものまねを披露してもらえませんか」と求められた中村さんは「寝起きのハムスター」のものまねを披露し、共演者らを大笑いさせていた。
高橋さんは、会社では完璧だが、交際相手の主人公・凪(黒木華さん)には不器用で感情に言動が伴わない男・我聞(がもん)慎二を演じており、同じ質問に「女性スタッフが多いのですが、慎二のせりふに(スタッフが)サーッて引くんですよ。役だけどショックで……」と苦笑交じりに答えた。また中村さんと高橋さんは同作が初共演で、高橋さんについて、中村さんは「“兄貴”です。寡黙な方だと思っていたのですが、とてもフランク」と印象を語り、高橋さんは中村さんについて「お芝居が安定していて、すごくやりやすい」と褒め合った。中村さんは凪が新たに出会う、天性の人たらしで“奇跡のモテ男”安良城ゴンを演じている。