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今週のイケメン:山崎賢人、「キングダム」チームへの愛語る 岡田健史が高校球児に King & Prince永瀬廉は主演映画完成にホッ 前編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(8月4~10日)は、俳優の山崎賢人さんが映画のイベントに登壇した話題、俳優の岡田健史さんがショートドラマに出演するニュース、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演映画のイベントにリモートで参加した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 山崎さんは8月5日、映画「狂武蔵(くるいむさし)」(21日公開)の完成披露無観客イベントに、主演の坂口拓さん、下村勇二監督と登場した。山崎さんは、自身の主演映画「キングダム」(2019年公開)で、坂口さんと共演し、下村監督がアクション監督を務めていた縁で「狂武蔵」の話を聞き、「力になれれば絶対やりたい」とマネジャーに電話をかけて出演を即決。「『キングダム』で出会った拓さんと下村さんが大好き。『キングダム』の現場でも侍として、男として、大切なことを教えていただいた拓さん、そして下村さんのために『狂武蔵』を復活させたいと思った。今日こういう日を迎えられて本当にうれしい」と喜んだ。

 「狂武蔵」は、坂口さんが約9年前に撮影した未完成作品を復活させ、新たに劇場公開される作品。77分間にわたり、ワンシーン・ワンカットで撮影され、坂口さんがたった一人で400人を斬り捨てるアクションに挑戦している。1604(慶長9)年、宮本武蔵(坂口さん)に道場破りをされた名門吉岡道場は、一門全員で武蔵を襲おうと計略。一門100人に加え、金で雇った他流派300人と武蔵一人の死闘が始まる……というストーリー。

 岡田さんと女優の南沙良さんが共演するNHKのショートドラマ「これっきりサマー」が、5夜連続で放送されることが4日、分かった。岡田さんが、夏の甲子園大会が中止になって町中から同情されている高校球児の藤井薫、南さんがロックが大好きな薫の同級生・水守香を演じる。NHK総合(関西地域)で17~21日午後8時42分に放送される。

 ドラマは、脚本家ユニット「木皿泉」のオリジナル作。2020年コロナ禍の夏が舞台。夏の甲子園への出場と夏フェスへの参加、それぞれかけがえのない青春の1ページを奪われてしまった2人の高校生が出会い、ソーシャルディスタンスを保ちながらも、不器用に近づいていく2人の心が描かれる。

 岡田さんは2018年10月期の連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で俳優デビューする前は野球に没頭する高校球児で、「2020年の全高校野球児の姿を具現化できるように、自分の記憶、そして今、目の前で起きている事実を拾って精いっぱい演じきりました。この作品が2020年という時代を胸に刻み、後世に語り継がれる一つの原動力となる作品になりますように」とコメントを寄せている。

 渡辺航さんの人気自転車マンガを実写化した映画「弱虫ペダル」(三木康一郎監督)の「ご当地最速試写会」が7日、原作の舞台で映画のロケ地でもある千葉県内の劇場で行われ、上映終了後に永瀬さんがサプライズでリモート生出演した。劇場では原作者の渡辺さんが映画を鑑賞。「CG全盛の時代に全員がちゃんと自転車に乗って走りながら、そしてしゃべりながら演技をしているところに感動しました」と感想が語られると、永瀬さんは「一気に肩の力が抜けました。『弱虫ペダル』を作った先生の言葉は本当に自信につながります」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 また、永瀬さんと共に共演者の伊藤健太郎さん、坂東龍汰さんもリモートで生出演。観客からの質問コーナーでは、5歳の女の子から「どうすれば上手に自転車に乗れるようになりますか?」と質問され、永瀬さんが「俺と一緒に乗りましょう!」と返答。伊藤さんと坂東さんが「それ以上のかっこいい正解はない!」と苦笑する一幕もあった。

 「弱虫ペダル」は、渡辺さんがマンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2008年から連載中。フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。テレビアニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされている。

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