2021年4月スタートのドラマ「イチケイのカラス」に出演する黒木華さん(左)と竹野内豊さん (C)フジテレビ
俳優の竹野内豊さんが、2021年4月にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9時)で主演する。竹野内さんが月9に出演するのは11年ぶり。自由奔放で型破りな刑事裁判官を演じる。竹野内さんが裁判官を演じるのは初めて。このほど法服姿のビジュアルも公開された。竹野内さんは「袖が広がっていて、手を広げると本当にカラスのようです」と感想を語り、作品について「裁判官も、ご覧になってくださる視聴者の皆様と同じ一人の人間だと思うので、“人を裁く”ということがいかに難しいかということを、一緒に考えていけるような作品が作れたらすてきだなと思います」と語っている。
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このほどクランクインし、竹野内さんは軽やかに走ったり、階段をジャンプしながら下ったりと、コミカルな動きで周囲を笑わせる一幕もあったという。
ドラマは浅見理都さんの同名マンガが原作。原作は、綿密な取材を重ねて描かれたもので「リーガルコミックの傑作」とされ、法曹界にもファンが多いという。冤罪(えんざい)を生むことがないようにと、自らの足で現場検証を行う、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍を描く。
竹野内さんは「今まで、裁判官の方にはお会いしたこともなければ、刑事裁判官という職業に焦点が当たった連ドラも無かったので、台本を読んで、勉強になりました。イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうなと思いました」とコメント。撮影について「イチケイメンバーがそろった時のオフの会話が本当に面白く、笑いの絶えない現場です」と明かしている。
みちおと真逆のタイプの裁判官、坂間千鶴(さかま・ちづる)役で、女優の黒木華さんが出演する。坂間は、若くして特例判事補(裁判官として実務を5年以上経験し、判事と同等の権限を有する判事補)になった優秀な女性。東大法学部出身のエリートだが、冗談が全く通じない堅物というキャラクター。
竹野内さんと黒木さんは初共演で、竹野内さんは黒木さんを「変幻自在に役を演じられる日本で貴重な女優さん」と評し、「いつか共演してみたいと思っていた方でしたので、今回ご一緒できてうれしかったです」とコメント。黒木さんは「独特な雰囲気や間で、魅力的に演じていらっしゃってすごく楽しいです」と、みちおを演じる竹野内さんついて語っている。
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