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宮沢氷魚:「自分にすごく近いものを感じた」 朝ドラ「ちむどんどん」でヒロインの“幼なじみ”に

 俳優の宮沢氷魚(ひお)さんが、黒島結菜さんがヒロインを務める2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」に出演することが6月8日、分かった。宮沢さんは、黒島さん演じる比嘉暢子(ひが・のぶこ)の幼なじみ・青柳和彦を演じる。

 「ちむどんどん」は106作目となる朝ドラで、2022年に沖縄が本土復帰50年を迎えることから、沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描く。タイトルの「ちむどんどん」は、胸が高鳴ることを意味する沖縄の言葉。映画「フラガール」、NHK連続テレビ小説「マッサン」などの羽原大介さんによるオリジナル脚本。

 和彦は、子供の頃に父親の仕事の都合で、東京から沖縄の暢子たちの暮らす村にやってくる。やや繊細なところもあり、当初は沖縄になじめない気持ちで暮らしていたが、比嘉家の友人となり、暢子に再会を約束して、東京に帰っていく。その後、海外留学を経て新聞記者となり、暢子と東京で再会する……という役どころ。

 宮沢さんは、役柄と自身の生い立ちを比べ、「青柳和彦を演じさせていただくと初めて知った時に、自分にすごく近いものを感じました。僕は生まれがアメリカで、生後すぐに日本での生活が始まりました。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、近所の子供たちや、環境になじめない経験もあります」と明かした。「新しい環境になじむ難しさを知っているからこそ、和彦の気持ちはとても理解できます」と話している。

 「だからこそ自分から何かを発信したいという気持ちもあります。和彦が大人になり 新聞記者になったのもそういう思いがあったからだと感じています。過去の自分、そして成長した僕自身を参考にすることによって、より和彦という人物に深みを生み出せたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。

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