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俳優の西島秀俊さんが、米紙ニューヨーク・タイムズが毎年映画を代表する俳優を取り上げる名物企画「グレート・パフォーマーズ/ザ・ベスト・アクターズ・オブ2021」に選出された。今年8月に公開された主演映画「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)で選出され、同紙は「西島秀俊の控えめで憂いを帯びた存在は、鋭いウイットと切り裂くような批判的知性を隠し持っている」と評している。西島さんはアジアから唯一、選出された。
同企画は2004年にスタート。今年はウィル・スミスさん、クリステン・スチュワートさん、ベネディクト・カンバーバッチさん、ホアキン・フェニックスさん、デンゼル・ワシントンさんら13組が選ばれた。日本人俳優では「キル・ビル」(2004年)の栗山千明さん、「硫黄島からの手紙」(2006年)の渡辺謙さん、「バベル」(同年)の菊地凛子さんに続き、4人目。日本映画への出演で選ばれたのは初めて。
「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さんによる同名の短編小説が原作。西島さん演じる、俳優で演出家の家福悠介は、妻と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、家福は、ある過去を持つ寡黙なドライバー・渡利みさきと出会う。家福はみさきと過ごす中で、それまで目を背けていたことに気づかされていく……というストーリー。
第74回カンヌ国際映画祭で日本映画史上初となる脚本賞ほか4冠を獲得し、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞なども受賞している。第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作。同賞は2022年に受賞作品が決まる予定。