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女優の杏さんが1月17日、東京都内で行われた、上橋菜穂子さんの小説が原作の劇場版アニメ「鹿の王 ユナと約束の旅」(安藤雅司監督・宮地昌幸監督、2月4日公開)の完成披露試写会に出席した。劇中にはシカがたくさん登場するといい、3人の子供を持つ杏さんは「子供たちはシカが大好き。子供服とかおもちゃでシカのデザインを探すと驚くほどたくさんあるので、家はシカだらけ。ぬいぐるみも何個もあるし、タオルキャップとかトレーナーとかズボンとか……」とにっこり。「この作品も公開されたら子供たちと見に行こうかなというくらいシカに思い入れがある」と語った。
小説のシリーズ累計発行部数は250万部以上。2015年本屋大賞、第4回日本医療小説大賞などを受賞した。巨大帝国が他民族に侵略を繰り返す世界で、謎の病が発生し、感染から生き残った父子や、命を救うために奔走する医師の絆を描いた。
杏さんは原作の大ファンだといい、「上橋先生が本屋大賞を受賞されたときに一度、対談させていただいて、『鹿の王』の世界についていろいろ質問させていただいた。数年後に役をいただけるっていうのが本当にびっくり」と恐縮したように語っていた。
この日の試写会には、主人公の孤独な戦士・ヴァンの声を担当する堤真一さん、もう一人の主人公の天才医師・ホッサルの声を担当する竹内涼真さん、安藤監督も出席した。杏さんは暗殺者のサエの声優を務める。