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女優の鈴木保奈美さんが、2月26日午後3時半から放送されるスペシャルドラマ「木のストロー」(フジテレビ系)に出演することが1月28日、明らかになった。主演の堀田真由さん演じる住宅メーカー社員・若木陽菜(わかぎ・はるな)が、“木のストロー”を実現するため困難に立ち向かう姿を描く。鈴木さんは陽菜の上司で、木のストロー開発に強く反対する奥沢塔子(おくざわ・とうこ)を演じる。鈴木さんと堀田さんは、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」以来、約4年ぶりに共演する。
ドラマは、住宅メーカー「アキュラホーム」の西口彩乃さんによる同名書籍(扶桑社)が原案で、世界初の“木のストロー”を開発するまでの実話をベースにしている。ドラマはSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送3波連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」の関連番組の一つとして放送される。
住宅メーカー「オーセントホーム」広報課の陽菜は、仕事で森のゴミ拾いイベントに参加。SDGsを達成するために企業としてできることを実行することも会社の重要な社会的役割だと知る。その矢先、豪雨による土砂災害が発生。間伐など適切な森林管理が行われていないことが災害の一因だと知った陽菜は、間伐材を再利用した“木のストロー”を思いつく。
だが、技術的に難しく社内では開発に反対の声が多く、とりわけ塔子から猛反対を受ける。「つらい思いを二度と、誰にもしてほしくない」と諦めきれない陽菜は果たして、木のストローを実現できるのか……と展開する。
塔子は、同社女性初の役員に抜てきされ、常に冷静な判断を下すキレ者で、社長の信頼も厚い。時には、厳しい言葉や態度で部下たちから恐れられる存在だ。木のストロー開発問題では陽菜の最大のハードルとして立ちはだかるが、塔子の存在はやがて、陽菜に大きな影響を与えていく。
鈴木さんはドラマについて「どんな小さなきっかけも無駄にはならないと思います。このドラマをご覧になった後、心の中にタンポポが一輪咲くような、そんな気持ちを持っていただけるよう、制作していきたいと思います」とコメントを寄せている。