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世界遺産:「ハドリアヌスの長城」 全長120キロ、英国北部を横断する古代ローマの長城 1900年前の暮らし明らかに

 女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。2月20日は「ローマ帝国の辺境地帯 ~イギリス横断! 古代ローマの長城~」と題し、英国北部を東西に横断する「ハドリアヌスの長城」を取り上げる。

 全長120キロ、高さ5メートル、厚さ3メートルの「ハドリアヌスの長城」は皇帝ハドリアヌスを守るため、帝国中から集められた兵士によって1900年前に作られた。ローマ帝国北限の防壁として、地形に沿うように築かれた壁は、まるで中国の「万里の長城」のよう。

 壁沿いには兵士たちが暮らした要塞が残っている。一つの要塞におよそ500人から1000人の兵士が暮らし、北の辺境を守っていたという。

 ローマ兵が暮らしたヴィンドランダ要塞では、今も発掘作業が続いている。酸素を含まない土からは当時のままの状態の革靴や木の板に書かれた手紙が発掘され、辺境の地でのローマ兵の暮らしが明らかになった。

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