羽田美智子：役作りは「友だちにヒントを得ました」　令和版「パパとムスメの7日間」で高校生の母親役に

　女優の羽田美智子さんが、7月26日からTBSで放送される連続ドラマ「パパとムスメの7日間」（火曜深夜0時58分）に出演する。2007年に舘ひろしさんが主演し、新垣結衣さんと父娘役を演じた人気ドラマのリメーク版。今回は、娘の恋愛を中心としたラブコメディーとして放送する。羽田さんは主人公の高校生の母親役を演じる。

　主人公の娘を演じるのは、同局のスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」で約9000人の中から初代グランプリに選ばれた飯沼愛さん。飯沼さんは昨年、同局の深夜連続ドラマ「この初恋はフィクションです」でドラマデビューにして初主演を務めた。今回が2度目の主演となる。

　高校生の川原小梅（飯沼さん）とさえないサラリーマンの父・恭一郎（眞島秀和さん）が事故に巻き込まれ、人格が入れ替わり、元に戻れる日を信じて奮闘する。さらに意中の健太（長尾謙杜さん）と結ばれたい小梅、健太に娘を奪われたくない恭一郎、小梅より恭一郎の性格にひかれる健太という「パパとムスメとカレ」を描く奇妙な三角関係ラブコメディー。水間ロンさん、お笑いコンビ「ぽんぽこ」の高木ひとみさんも出演する。

　羽田さんが演じる理恵子は、「毎日を明るく楽しく生きる」をモットーに川原家を支える専業主婦。入れ替わった小梅と恭一郎は、理恵子の鋭いツッコミにヒヤヒヤの毎日を送ることになる。

　羽田さんは役どころについて「最愛のパパとムスメが入れ替わってしまって、大混乱が生じるきっかけを作ってしまうのに、何も気づかず、どこまでも天真らんまんでチャーミングなママ」とし、「いつまでも乙女心を持ち、娘の恋に便乗して青春妄想を繰り広げる姿は、実際にいる友達からヒントを得ました。奇想天外な物語に、リアリティーを感じてもらえるようママを演じていきたい」と話している。