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俳優の飯豊まりえさんが7月16日、東京都内で、8月6日スタートの主演連続ドラマ「何曜日に生まれたの」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時)の制作発表会見に出席した。ドラマは「101回目のプロポーズ」「高校教師」「ひとつ屋根の下」など数々の話題作を手がけた脚本家、野島伸司さんのオリジナル作。引きこもり歴10年の27歳、黒目すいを演じる飯豊さんは「野島さんが書く言葉は魔法みたい」と言い、「どうやってそういう言葉が生まれるんだろう。野島さんの頭の中が気になるなって毎回思いますね」と語った。
飯豊さん演じるすいは、マンガ家の父・丈治(陣内孝則さん)と二人暮らし。連載の打ち切りが決定し、生活のために「なんでもやります」とすがる丈治に、担当編集者の来栖久美(シシド・カフカさん)は、大ベストセラー作家の公文竜炎(溝端淳平さん)とのコラボ作を提案する。条件は、すいを主人公のモデルにすることで……という物語。サスペンスあり、ラブストーリーあり、予測不能の衝撃的な展開が連続するジェットコースタードラマになるという。
飯豊さんは、野島さんのオリジナル脚本について「まず『何曜日に生まれたの』っていうタイトルにすごくひきつけられました。引きこもりが主人公っていうのも斬新だなと思いました」と語った。
「(すいが)外に出るときに『何曜日に生まれたの?』という会話のきっかけをもらう」と具体的なシーンを明かし、「コロナ禍になって人と話をする機会も減って『今まで普通にしゃべれていたのにどうやって話をすればいいんだろう?』と思っていた。野島さんの台本をいただいたときに『こうやって話が始まっていくのもありだな』って」と感じたことを明かした。
実際にほかの出演者と顔を合わせたときは「月曜日生まれの飯豊まりえです」とあいさつしたとも打ち明け、「みんなが『◯曜日生まれの〇〇です』と自己紹介をしてくれて……けっこう話が広がりました」と振り返った。
また、見どころを「サスペンス要素もある。高校生時代の描写と、現代の世界観が常に混じり合うので、そういう展開はおもしろいなと思いました」とアピールした。
会見には同作に出演する溝端さん、シシド・カフカさん、陣内さん、早見あかりさん、脚本を手がけた野島さん、占術研究家の水晶玉子さんも出席した。