吉永小百合：結婚50年、朝食は毎日夫の手料理　おばあちゃん役の秘話も　山田洋次監督と「徹子の部屋」出演

　俳優の吉永小百合さんと山田洋次監督が、9月1日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）に出演する。吉永さんは今年結婚50年を迎えた。仕事を引退し余裕ができた夫は料理に目覚め、朝食は毎日夫の手料理を食べていると話す。

　吉永さんと山田監督の出会いは51年前の映画「男はつらいよ」で、マドンナ役として吉永さんが参加したとき。映画会社を超えて出演することが珍しい時代で、緊張する吉永さんは山田監督から手紙をもらい心強かったと語る。また当時は多忙を極め、ストレスで声が出ない時もあったが、この時、故・渥美清さんに出会ったことで人生が大きく変わり、1年後にテレビ局社員の男性と結婚することになったという。

　山田監督の最新作「こんにちは、母さん」では、吉永さんが初めて「恋するおばあちゃん」役を演じた。山田監督は吉永さんがおばあちゃん役など引き受けてくれるか不安に思っていたが、吉永さんの返事に驚いたと話す。