多部未華子：松下洸平＆今田美桜＆神尾楓珠と“クアトロ主演”の連ドラスタート　「男女間に友情は成立するのか」がテーマ

　俳優の多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんが“クアトロ主演”する連続ドラマ「いちばんすきな花」（フジテレビ系、木曜午後10時）の放送が10月12日、スタートする。「男女間に友情は成立するのか」をテーマに、年齢や育ってきた環境が違う男女4人の友情・愛情などを描く。昨年大きな話題となったフジテレビの連ドラ「silent」の村瀬健プロデューサーと、脚本家・生方美久さんが再びタッグを組み手掛ける。

　初回は20分拡大版で放送。多部さん演じる塾講師の潮（うしお）ゆくえは、幼い頃から2人組を作ることが苦手と感じている34歳。しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田鼓太郎（仲野太賀さん）という唯一無二の男友達がいる。松下さん演じる、出版社勤務の春木椿は、結婚を間近に控えた36歳。子供の頃から2人組になれなかった椿は、妻というパートナーを得ようとしていた。

　今田さん演じる深雪夜々（みゆき・よよ）は26歳の美容師。1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。神尾さん演じる27歳の佐藤紅葉（もみじ）は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ていた。紅葉は小さい時から1対1で向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。

　いつものように赤田とカラオケで会っていたゆくえは、赤田が結婚することを聞く。数日後、ゆくえは赤田から突然の別れを告げられる。理由は、赤田の結婚相手が女友達の存在を快く思わなかったから。

　椿は恋人と新居の家具選びなどを楽しんでいたが、“彼女の男友達”に恋人を持っていかれてしまい、結婚は白紙になる。夜々は、同僚と2人で飲みに行くも、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかとうんざりしていた。

　ある日、紅葉がとある家を訪ねると、出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人はすでに引っ越しており、恋人と暮らすはずだった椿が住んでいた。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、4人の男女が偶然顔を合わせ……と展開する。