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知念里奈:岩谷時子賞奨励賞を受賞し「うれしくて感激」 2014年に受賞の夫・井上芳雄も「とても喜んでくれた」

 歌手で俳優の知念里奈さんが第12回「岩谷時子賞」の奨励賞を受賞し、11月27日、東京都内で開催された授賞式に出席した。受賞の心境を聞かれ、「まさか私がこのような賞をいただけるとは思ってもいなかったので驚きましたし、とてもうれしくて感激しています」と喜びを語った。

 知念さんは、夫で俳優の井上芳雄さんに報告したといい、「とても喜んでくれました」とにっこり。井上さんが「きょうは間に合えば10分だけでも参加したいと言っていた」と明かし、「10分じゃちょっと……ということで(苦笑い)。『おめでとう』という言葉だけをもらいました」と話した。

 井上さんは、2014年の第5回同賞で、浦井健治さん、山崎育三郎さんとのユニット「StarS」として奨励賞を受賞している。

 知念さんは、「『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』で岩谷先生が訳された歌詞やせりふを舞台の上で何百回と演じてまいりました。役を演じながら発してきた言葉たちに慰められたり鼓舞されたり、導かれたりしながら人生を進めてこられた。周りへの感謝の思いと共に、この賞に恥じないように精進していきたい」と意気込みを新たにした。

 同賞は、作詞家・翻訳家の故・岩谷時子が日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的に設立した「岩谷時子音楽文化振興財団」が、2010年に制定。第12回は、俳優の市村正親さんが「岩谷時子賞」を受賞。知念さんが奨励賞、音楽家の渡辺貞夫さんが特別賞、バイオリニストの平石英心リチャードさんがFoundation for Youthを受賞した。俳優の竹下景子さんがプレゼンターを務めた。渡辺さんは欠席した。

 市村さんは、賞金の使い道を「まだ決めていない」と口にするも、「子供たちが楽しみに待っています。クリスマスも近いですから」と子煩悩な一面を垣間見せた。

 また市村さんは、現在、俳優として活動する長男・優汰さんの話題になると、「アドバイスはしません」ときっぱり。それでも「親の意見って子供は聞かないもの。演出家の人とか振り付けの人の意見をよく聞くようにとは言っています」と親心をにじませた。

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