工藤夕貴：離婚した父へのわだかまりも余命宣告で帰国　父の名曲「あゝ上野駅」を歌い継ぐ　富士山のふもとで農業も　「徹子の部屋」出演

　俳優の工藤夕貴さんが、12月20日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）に出演する。海外作品出演のため米ハリウッドに移住したこともあるなど俳優として活躍する傍ら、富士山のふもとで農業にも取り組んでいる工藤さん。2007年に死去した父・井沢八郎さんの名曲「あゝ上野駅」を、五木ひろしさんをはじめ周囲からの強い勧めで歌い継いでいる。その背景が語られる。

　両親が離婚したのは、工藤さんが10代の頃だった。父に対して複雑な思いを抱いた時期があったというが、2005年に父が余命宣告を受けたことで米国から帰国した。

　わだかまりのあった父だが、最後の時間を共に過ごし、後悔のないようにしたいという思いがあった。父は娘の誕生日にこの世を去った。工藤さんは、父から贈られた最期の言葉を明かす。また父の曲「あゝ上野駅」をスタジオで披露する。