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女性ファッション誌「InRed」1月・2月新春スペシャル合併号の表紙
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女性ファッション誌「InRed」1月・2月新春スペシャル合併号の表紙

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2024年のファッショントレンド:旅行、結婚式など“久しぶり”の行事におしゃれスイッチもオン 軽やかなモノトーンに注目 前編

 新しい年を迎え、今年のファッショントレンドが気になる時期。コロナ禍の行動制限が緩和されて、さらに活動的になっている中で、好奇心旺盛な30代女性を応援するファッション誌「InRed(インレッド)」(宝島社)の橋爪尚子編集長は「2024年のファッションのキーワードはアクティブ、軽やかさ、クリーン&フレッシュさ」と話す。橋爪編集長に今年の注目のアラサー、アラフォー向けファッションを聞いた。前後編で取り上げる。

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 ◇旅行、結婚式など、久しぶりの行事に気持ちが高まる

 ここ数年、なかなか行けなかった旅行やイベントに積極的に出掛ける人が増えている。結婚式をする人も増え、コロナ禍に入籍し、結婚式ができなかった人が2、3年たって行うケースもある。

 「久しぶりの旅行では準備であれも必要、これも必要となり、お呼ばれも久しぶりだと手持ちのアイテムが古くなっていて新しいものが欲しくなります。外に出て活動することで、おしゃれのテンションが上がってきますよね。

 キーワードにあげた“アクティブ”は、文字通り外に出るようになることで必要になるもの。“軽やかさ”は透け感のある素材や、フリンジなどが付いて動きのあるアイテム。“クリーン&フレッシュ”は健康的に肌見せするようなアイテムです」

 ◇春夏は軽やか素材のモノトーンに注目 くすみカラーも人気

 橋爪編集長によると、注目のカラーはモノトーン。秋冬のイメージがあるが、「春夏は、べたっとした色味の白や黒ではなく、透け感やメッシュ、チュールなどで軽やかなものが多く出ます」と話す。

 「軽やかさを感じるモノトーンはトレンド感が出しやすいです。誰もがチャレンジしやすい色だからこそ、“新しいモノトーン”を取り入れてください。バッグや靴など透け感のあるチュールやメッシュなど新しい素材のものがあるので、まずは小物からトライするのも取り入れやすいと思います」

 もちろん春夏ならではの明るいカラーもある。

 「パステルの中では、くすみ系のカラーが引き続き人気。ラベンダー、ピンク、ブルーなど春らしく、少し落ち着いた感じの色味です」

 ◇サイズや肌見せで春夏らしい軽やかさを表現

 オーバーサイズで洋服そのものに動きがあるアイテムも、軽やかさを表現できる。

 「サイズがピッタリしていたら、どこかに抜け感を作るといいですね。例えば、トップスがタイトならば、ボトムスで抜け感を出すとか」

 “ちょっとした肌見せ”も春夏らしさがアップする。

 「ロングスカートでもスリットで動きを出したり、軽い素材でちらっと肌が見えたり、動きやすさと肌見せを両立したアイテムは、グッと春夏感が出せます」

 橋爪編集長は、レザー調のショートパンツを購入したという。

 「ハーフとショートの間ぐらいの丈で、軽やかさや抜け感が出せるかなと思っています。あとは、丈の短いスエットも購入しました。どうやって合わせるのかは考え中です」

<プロフィル>

 はしづめ・なおこ 山梨県出身。大学卒業後、鉄鋼メーカーで営業事務を経た後、編集人生をスタート。2009年に宝島社へ入社後は「steady.」編集部に配属。2014年から「steady.」編集長を経て、2022年8月から「InRed」編集長に。

 *InRed……好奇心旺盛な30代女性を応援する雑誌として2003年に創刊。コンセプトは「35歳、ヘルシーに! 美しく!」。自由に使えるお金が増え、興味の範囲が広がった30代女性のすぐに役立つ実用雑誌として、ファッションだけでなくライフスタイル全般を網羅している。1・2月新春スペシャル合併号(発売中)の表紙は俳優の吉高由里子さん。特別付録はムーミン・リトルミイのキルティングバッグ、ふわふわファーポーチ、カレンダーの3点セット。3月号は2月7日発売

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