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俳優の宮沢りえさんが、主演する舞台「PARCO PRODUCE 2024 『オーランド』」について心境を語った。16世紀から20世紀までの約350年を生き続ける人物を描くファンタジー。宮沢さんは、美貌の青年貴族で、昏睡(こんすい)状態から目覚めると女性の体になっていたオーランドを演じる。「舞台で男性を演じるのも、一つの作品の中で役が変化するのも初体験ですので、私にとっては未知の世界」と話している。
英作家バージニア・ウルフの小説を演出家・栗山民也さんの原案、詩人・岩切正一郎さんの翻案で舞台化する。16世紀のイギリスに生まれ、あらゆる女性をとりこにしてきた青年貴族オーランドが、女性の裏切りや激しいアプローチに傷つき、トルコに渡る。30歳を迎えると、一夜にして女性の体になっていて……というストーリー。オーランドは激動の時代を超えて生き続け、数々の運命の人々に出会い、自らを見つめ続ける。
宮沢さんは「オーランドは『愛とは、どういうものなのか』ということを深く長く追い求め続けるのですが、その大きなテーマを重々しくなく、身近に感じられるように描かれていることも魅力の一つ」とし、「現代に生きる私たちにも響くシーンやせりふがたくさんありますので、楽しみにしていてください」とコメントしている。
上演はPARCO劇場(東京都渋谷区)で7月5~28日。埼玉公演、愛知公演、兵庫公演、福岡公演も行う。宮沢さんが同作出演について語ったインタビューが「PARCO STAGE」のウェブサイトで公開されている。