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歌手の木村カエラさんが、10月21日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。中学生の息子と小学5年生の娘の母でもある木村さんは、「男の子は特に私に、子どもの頃の写真を見るとそっくり。女の子はパパに似ています」と明かした。
木村さんは歌手デビューから20年。高校卒業後、服飾の大学に進学するつもりだったが、「二十歳になるまでの2年間、どうにか夢を追いかけさせてほしい」と親に頼んだ。なかなかデビューできなかったが、ある日司会を務めていた番組のプロデューサーに「本当は歌が歌いたい。二十歳まで時間がない」と相談したところ、わずか2週間でデビューが決まり、「行動することが大事」と振り返った。
子育てと歌手活動の両立は「今も大変」だが、毎日楽しいという。
「子どもがいなかったときは書けなかった歌詞の表現や、子どもが生まれたことによって教えてもらえることもたくさんある。自分自身も本当に大人にさせてもらったな、と思う部分がたくさんあって。大変ですけど、その分得るものも多いなって思います」
ライブに子供たちが来てくれることもあるという。「『今日のライブは今まで見た中で一番よかったな』とか、正直にいろいろなことを言ってくれるので、すっごいうれしいです」とエピソードを語った。
子育てと歌手活動の両立をする上で、母親の支えはとても大きい。「本当に感謝しています。母は『今日仕事なんだけど来てくれるかな?』と言うと、なんにも言わず来てくれて、ご飯も作ってくれて。めちゃくちゃ助かっています」
母はデビュー20年で初めて褒めてくれたという。「私が聞いていないと思ったのか、『20年間ずっとかっこいいよね』って。本当に私のことなのか、確認はしていないんですけど(笑)」と笑顔で話した。