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主演映画「ファーストキス 1ST KISS」の大ヒット御礼舞台あいさつin福岡に登場した松たか子さん
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主演映画「ファーストキス 1ST KISS」の大ヒット御礼舞台あいさつin福岡に登場した松たか子さん

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松たか子:ふんわりワンピ×柄インナーで福岡のイベントに 福岡弁であいさつ かき氷の裏話も明かす

 俳優の松たか子さんが3月3日、福岡で行われた、主演映画「ファーストキス 1ST KISS」(塚原あゆ子監督、公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。バルーン袖でふんわりしたシルエットの青系のワンピースで、インナーに淡い色合いの柄のハイネックカットソーを合わせた松さんは、「みんなに会いたかったけん。今日は福岡来たとよ~!」と博多弁を披露した。

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 映画は、結婚15年目にして事故で夫を亡くした妻・硯(すずり)カンナが、タイムトラベルで出会う直前の夫・硯駈(すずり・かける)ともう一度恋に落ち、15年後に事故死する運命を変えようとするラブストーリー。松さんがカンナを、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが駈を演じた。

 映画の公式SNSで開催されている「#解像度があがる映画ファーストキスのはなし」では、劇中の考察や気づいたことの投稿で盛り上がっているが、松さんは「私自身が演じていて面白かったのは、カンナがあの手この手でおしゃれをしたり、お化粧をしたりするのですが、最後にチャペルのシーンでは一番何でもない格好をしていることです。ヨレヨレのシャツとジーパンで、ここぞというときに彼女の努力は報われない、というのが愉快な女性だなと思いました」と語った。

 また観客から「劇中ではかき氷が食べられなかったと思いますが、パンフレットにはかき氷を食べているシーンがあって、もしかするとそういう世界線がタイムトラベルした先にあったのかなと思って、舞台裏が聞きたいです」と質問された。松さんが「すてきですね。それでいきたいですが、あれはある意味、別の世界線ですね。撮影が終わって『松たか子と松村北斗がかき氷を食べた』という写真でございます。別の世界線ということになるかと思います(笑)」と回答すると、会場からは爆笑が起こった。

 松さんは続けて、「でも、そう思っていただけるような方が映画をご覧くださっていることが、こうやって福岡キャンペーンも決まった理由なんだなと思いました。全部知るとがっかりしないか心配ですが、そういう風に想像力を使うといくらでも楽しめる作品です」と話した。

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