塩崎恭久厚労相(左)と面会した綾野剛さん
ドラマ「コウノドリ」(TBS系)に産婦人科医役で主演している俳優の綾野剛さんが28日、厚生労働省(東京都千代田区)を訪れ、塩崎恭久厚生労働相と対面。役衣装の白衣で登場した綾野さんは、塩崎厚労相に、コウノドリのイメージビジュアルがデザインされた風疹の予防啓蒙リーフレットを手渡し、「「(風疹の)予防接種で救える命があるので、少しでもドラマというフィクションを通して、現在進行形で起こっているノンフィクションのところに届けるのは、本当の意味でのドラマ作りとして正しいあり方だと思う」と話した。
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「コウノドリ」は、週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウさん原作の医療マンガが原作。1児の父である鈴ノ木さんが、実際に病院で出会った産婦人科医をモデルに、産婦人科の医療現場での赤ちゃん、その家族の物語を毎回テーマを変えて描く。30日放送の第3話が「妊婦の風疹」をテーマにしていることから、今回のタイアップが実現した。
第3話で、サクラ(綾野さん)が10年前に出産に立ち会った妊婦・加奈子(石田ひかりさん)は、妊娠中に風疹にかかってしまい、生まれてきた娘・遥香はその影響で白内障や心臓疾患などを患っている。10年後、風疹の予防接種を啓蒙するため、遥香へテレビ出演依頼がくるが、加奈子は好奇の目にさらされることを不安がり……というエピソード。ドラマ「コウノドリ」は毎週金曜午後10時放送。
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