1月8日にNHK BSプレミアムで放送される「壇蜜 生と死の坩堝 イスタンブール」の一場面
昨年11月22日にマンガ家の清野とおるさんと結婚したタレントの壇蜜さんが、結婚直前にトルコのイスタンブールを旅した様子を収めた紀行番組「壇蜜 生と死の坩堝(るつぼ) イスタンブール」が、NHK BSプレミアムで1月8日午後9時から放送される。
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2014年に「死とエロスの旅」としてスタートした同番組で壇蜜さんは、これまでネパール、メキシコ、タイと、異なる文化や宗教の国々をめぐり、さまざまな死生観やLGBTなどの“性のかたち”を独自の目線で見つめてきた。
最新作となる今回は「生と死の坩堝」とタイトルを変え、イスラム教が主流を占めるトルコ・イスタンブールを訪ねる。世界遺産のモスクで祈る場面や、女性の生きづらさに向き合うテレビ局を見学する様子、イスタンブール最大規模の墓地での別れの瞬間などが登場し、現代トルコでの「生きること」と「死ぬこと」に正面から向き合った様子が映し出されるという。
女性のための番組作りを掲げるテレビ局「ウーマンTV」を訪れた壇蜜さんが、「男性と女性は、一緒に生きていければもっとハッピーになれるけれど、分かりあえないところもあると思う」と持論を語る場面も。また、壇蜜さんがイスタンブールで活躍する人気ダンサーにベリーダンスを習ったり、迷宮のように巨大な市場・グランドバザールで買い物をしたり、トルコ流のお風呂「ハマム」を体験したりしながら、エキゾチックな街を満喫する姿も映し出される。
放送にあたり壇蜜さんは「イスタンブールでは9日間を過ごしました。短い時間でしたが、町の空気を吸い、人々と交流し、イスラム教の姿を見て、“死”にも触れました。人々の祈る姿から、幅広いメッセージを受け取れた気がします。この町で触れた<寛容さ>を、これからの生活に生かせたらいいなって思います」とコメントしている
なお、放送に先立ち、旅の様子をまとめたスペシャルムービーと、壇蜜さんが旅行中に書き留めた自筆の絵日記が、NHK広報局のホームページで公開中。
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