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オンラインイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」に出席した佐藤健さん
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オンラインイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」に出席した佐藤健さん

佐藤健:「るろうに剣心」最終章の公開前にさみしさ吐露 「喜びも悲しみも、ファンと共有できたら」

 俳優の佐藤健さんが、今年完結を迎える主演映画「るろうに剣心」シリーズの最終章の公開を前に3月24日、オンラインイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION(グローバルファンセッション)」に出席した。同シリーズは大友啓史監督が手がけ、第1作が2012年に公開された。佐藤さんは10年間に及ぶ同シリーズを振り返り「この作品に出合わなかったら、今の僕はいませんでした。この役と出会って、大友組で思い切りやらせてもらって、それ以降、見る人も僕も、ずっと僕を通して剣心を見ている。(自身は)剣心を背負って他の仕事もしてきた。間違いなく代表作。それが今回、最後。一つ肩の荷が下りた気持ちも、さみしい気持ちもある」と語った。

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 また、第1作に出演したことで「(役者人生が)まるっきり変わった」と言い、「(自分は)当時22歳で、抜てきだったと思う。これだけ大きなバジェット(予算)の主演は、(制作陣などにとって)ギャンブルだったと思う」と述懐。剣心役を終える今後について「自分の仕事の仕方は、今までとぜんぜん違ったものにならないといけないだろうなと思う」と気を引き締めた。

 同シリーズは和月伸宏さんの人気マンガを佐藤さん主演で実写化。第2作と第3作は2014年に公開された。最終章は2020年7、8月の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今年に公開が延期された。

 佐藤さんは、公開延期をへて公開される最終章について「早く見てほしいという気持ちがあると同時に、これで本当に終わりだと思うとさみしさもある。喜びも悲しみも、ファンと共有できたらうれしい」と率直な心境を語った。

 最終章は「るろうに剣心 最終章 The Final」(4月23日公開、大友監督)、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(6月4日公開、同監督)。「The Final」では“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤さん)が、上海マフィアの頭目にしてシリーズ最恐の敵・縁(えにし)役(新田真剣佑さん)と戦う様を描く。「The Beginning」では、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る。

 イベントには武井咲さん、新田さん、青木崇高さん、土屋太鳳さん、有村架純さん、高橋一生さん、江口洋介さん、大友監督も出席。また、シリーズのロケ地として縁のある熊本県と中継をつなぎ、現地で復興祈願花火が打ち上げられた。 

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