映画「犬部!」の初日舞台あいさつで共演した犬のちえからキスされる林遣都さん
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月20~26日)は、俳優の林遣都さんと中川大志さんが映画の舞台あいさつに登場した話題、山下智久さんが出演する海外ドラマの日本語吹き替え版の配信が始まった話題などが注目された。前後編で取り上げる。
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林さん、中川さんは7月22日、東京都内で行われた映画「犬部!」(篠原哲雄監督)の初日舞台あいさつに登場した。イベント終盤、映画で共演した花子役の犬・ちえがステージに上がると、林さんは「ちえちゃん、あなたは本当にこの映画の主役です。ありがとう」と感謝の言葉と共に“金メダル”を贈呈。さらに「ずっと一緒に頑張ってきてくれて……」とトークを続ける林さんの顔をちえがペロペロとなめて熱烈キス。林さんはうれしそうな表情を見せていた。
中川さんは犬との共演で驚いたことに、アパートの前に来る車に反応し玄関まで行ってほえ、その後戻ってくるというシーンを挙げた。「台本には簡単に書かれているけど、そんなことできるのかなと思っていた」と半信半疑だったが、「本当に覚えているんです! ここのルートをこう通って、ここで止まって鳴いて、また戻ってきてみたいな。あれは衝撃でした。僕でもできないなっていう感じでした。すごかった」とちゃめっ気たっぷりに話し、周囲を笑わせていた。
映画は、片野ゆかさんのノンフィクション「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社)が原案。青森県・北里大学に実在した動物保護サークル「犬部」をモデルに、同サークルを設立した主人公の獣医学部の学生が、仲間と共に動物を守ろうと奮闘する学生時代と獣医師となり新たな問題に立ち向かう現代という二つの時間軸で描かれる。
山下さんがメインキャストとして出演し、動画配信サービス「Hulu(フールー)」で昨年6月に配信された国際ドラマ「THE HEAD」全6話の日本語吹き替え版の配信が、7月21日から同サービスで始まった。山下さんのコメントも発表され、吹き替え版で自身の英語のせりふに日本語をアフレコした山下さんは「自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験で、終始不思議な感じでした」と感想を語った。
ドラマは、エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」などのラン・テレムさんが制作総指揮を務めたサバイバルスリラー。南極の科学研究基地を舞台に、極限状態に置かれた人間たちの壮絶な心理合戦を描いた物語で、山下さんは基地に身を置く越冬隊の一員で微生物学者のアキ・コバヤシを演じた。
山下さんは「どのシーンも鮮明に覚えていたので、それだけ印象的な作品に参加させていただいたんだな、と改めて思いました。と同時に、撮影中の海外での生活もよみがえってきましたね」と吹き替えで撮影当時のことを思い出したという。
「あの頃は、英語のせりふに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で……。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3カ月のロケでしたけど、世界中に友達ができましたし、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います」と話した。
また、共演者とは「クリスマスやニューイヤーなどのタイミングでメールを送り合ったり、グループチャットルームでみんなと会話したりしてます」と今でも連絡を取っているといい、「撮影中、現地には一人で行っていたので、すごく大変でしたけど、飛び込んでよかった! 共演者のみんなともすごく強い絆が生まれましたし、自分自身も外国人の方と緊張せずにフラットに接する度胸がついて、いい経験をさせていただきました」と手応えを明かしている。
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