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東和薬品の新CM「こころの笑顔、あしたの健康」の一場面 黒柳徹子さん(左)と羽生結弦選手
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東和薬品の新CM「こころの笑顔、あしたの健康」の一場面 黒柳徹子さん(左)と羽生結弦選手

黒柳徹子:68年、芸能界を乗り越えてきた秘訣は「くよくよしないこと」 羽生結弦選手にアドバイス

 タレントの黒柳徹子さんが、フィギュアスケートの羽生結弦選手と共演した東和薬品の新CMの放送が10月4日、全国で始まった。撮影は別々で行われたものの、2人がCMで共演するのは初めて。撮影後のインタビューでは、トゲのある言葉に傷つくこともあるという羽生選手が、芸能界で長く活躍する黒柳さんにどうやって乗り越えているのか質問した。黒柳さんは「私は一晩寝たら忘れるタイプなので、次の日になったらまた元気になって、前に進んでいくという。それでまあ68年、芸能界にいて何事もなく過ごしていました。だから、くよくよしないこと」とアドバイスした。

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 「私も芸能界に入った頃はもう、すごくいろんなことがあって、先輩に『こんな仕事やめちゃえ』とか、『お前の日本語は徹底的に変だ』とかガンガン言われました。でも、『それでもいいって言う人がいるんだからいいんじゃない』と思って、そのまま別に直すこともなく、仕事を続けてきたら、なんとなくここまで仕事をしてこられました」と振り返った。

 また、いつも笑顔で輝いている秘訣(ひけつ)を聞かれると、「いろんなことに常に興味を持っているからでしょうか。私がやってる『徹子の部屋』という番組は、今度46年目に入るんですけど、それだけ長く、46年間も毎日人にものを聞くなんてことは、普通だとちょっと飽きちゃったりするかもしれないけど、私は飽きるということがないのね。だから、ここまで続けてこられたんです」とコメント。

 「羽生さんもスケートをやってて、もしかしたら『辞めたい』と思う時もあるかもしれないけど、私が先輩としてちょっと言うことがあるとすれば、『継続はとっても大事なことです』とお伝えしたいと思います」とアドバイスを送った。

 続けて、「私はファッションについて、映画や本を見て勉強しているんですけど、そういう新しいことに関心を持つこと、新しいことに挑戦していくのも大事ですよね。本当のことを言うと、今のお仕事は自分で気に入ってはいるんだけど、『もしかしたらもっと違う仕事があるかもしれない』って今でも思っているぐらい。もうじき90歳になろうという人間が、今から仕事を変えてどうするんだと思いますけど」といい、「そんなふうにいつも『なんか面白いことないかな』と思って、周りをキョロキョロしているところが、もしかしたら輝いて見えるのかもしれないですね」と語っていた。

 2人が出演するのはテレビCM「こころの笑顔、あしたの健康」編(30秒)。同社の特設サイトでは、黒柳さんと羽生選手が登場するメーキング動画やインタビュー動画が公開されている。黒柳さんは2004年から同社のイメージキャラクターを務めている。

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