9月9日放送の「徹子の部屋」に出演した川中美幸さん=テレビ朝日提供
歌手の川中美幸さんが、9月9日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。昨年腰の骨を折った。レースのカーテンを洗ってみようと思い、3段と5段、10段ほどの脚立が計3つもあるのに、電子ピアノに足をかけた。「電子ピアノの足がよろよろして、そのままズテンってひっくり返ったんです。頭も打ちまして、これで終わったかなと思ったぐらい、今だから笑って言えるんですけど、怖かったです」と振り返った。
腰を骨折し、「痛いってもんじゃないですね」。しばらくは寝たり起きたりするのも大変だった。「無理するなよという神様のお告げなのかな」と思ったと言い、半年ほどは「ちょっとしんどかった」と話した。
65歳を過ぎた頃、物の整理を始めた。「スッキリはするんですけど、なんかだんだん寂しくなってきたんです」と言い、人生を生き急いでいる感じがしたため、「楽しい物に囲まれた生活を送ってもいいじゃないかっていうことで、いろんな趣味も始めるようになった」ので「断捨離やめました」と語った。
趣味のキャンドル作りは、普通のキャンドルでは物足りなくなり、粘土のように何もないところから形を作っていく手ごねキャンドルを始めた。酒を飲みながら絵を描くアートバーという趣味も始めた。2日かけて作ったという黒柳さんをかたどった手ごねキャンドル像をプレゼントし、黒柳さんは大喜びした。