飛騨の山間の小さな集落、小坂(おさか)町湯屋地区に泉岳舘はある。泉岳舘の湯は、自家源泉で天然の炭酸泉。正式には二酸化炭素泉といい、日本の温泉のうち0.5%ほどしかないといわれるとても稀少な湯だ。肌や...
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「おんせん県」と名乗るだけあって、市内各所で良質な温泉が楽しめる大分。なかでも別府温泉は泉質もバラエティーに富んでおり、シンプルな単純温泉から、色や匂いに特徴がある硫黄泉などさまざまだ。が、別府の湯...
温泉というと温かいものと思いがちだが、冷たい温泉もある。年々暑さを増していく日本の夏だが、冷たい温泉で涼むのはいかがだろうか? 数は多くはないが、山陽や四国など、冷たい温泉、ぬるい温泉が多い地域があ...
長崎県の離島・壱岐は、古事記では日本を形作る5番目に生まれた島とされ、古来より神々とゆかりが深く、たった134キロ平方メートルほどの島に祠(ほこら)も合わせると神社の数は850とも1000とも言われ...
群馬県のみなかみ町は18の温泉地からなっており、どの温泉も名湯ぞろいだ。中でも「法師温泉 長寿館」の「法師乃湯」は、希少な「足元湧出(あしもとゆうしゅつ)」という、湧き出る源泉の上に浴槽を作ることで...
温泉宿「夏瀬温泉 都わすれ」(秋田県仙北市)は、武家屋敷で有名な秋田新幹線角館駅から細い山道をひたすら車で走って40分ほどの、田沢湖抱返り(だきがえり)渓谷県立公園にある。江戸時代からこんこんと湧き...
山口・周南の三丘(みつお)温泉「三水園」は、築70年の昔ながらの純和風の木造建築の温泉オーベルジュだ。宿泊できるのは1日2組のみ。名前と建物こそ和風だが、3代目のオーナー橋本孝義さんの料理は、和や洋...
絶景風呂というのはとても気分が上がるものだが、浴室がフォトジェニックというのもポイントが高い。長野県にある「野沢温泉 村のホテル 住吉屋」の大浴場は、白木とレトロなデザインのタイルを基調とした和モダ...
「源泉かけ流し」という言葉を聞いたことはないだろうか。一般に、自噴した湯もしくは機械で汲み上げた湯を、加工せずに浴槽へ注ぎ、使った湯は再利用せずに捨ててしまうことを表す。温泉好きの間でよく使われ、温...
「本格的なキャンプはハードルが高いけれど、キャンプの雰囲気は味わってみたい」という人に人気のグランピング。大分・別府で人気の鉄輪(かんなわ)温泉には、全国でも珍しい全客室に温泉がついたグランピング施...
「豊富温泉」は北海道の最北端・稚内から40キロほど南の豊富町にある。豊富町は日本海に面し、ラムサール条約にも登録されている世界的にも重要なサロベツ原野を有する酪農の町だ。涼しく広大な草原で過ごす乳牛...
そびえたつ雄大な谷川連峰が敷地内の随所で楽しめる、群馬県みなかみ町にある宿「別邸 仙寿庵」。「一流の証明」ともいわれる、ホテル・レストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」に加盟する、国内でわずか11...
圧倒的な存在感で春夏秋冬さまざまな表情を見せる北アルプスの山々。そのふもとに日本の民宿発祥の地と言われる「旧細野集落」がある。その中心部に、和風旅館「白馬八方温泉 しろうま荘」がたたずむ。築約300...
旅行に行くなら、グループで一緒に入浴を楽しめる温泉はいかがだろうか。せっかくみんなで旅行に来たのに男女で別々の浴場に入るのはさみしいという人もいるのでは。鹿児島・霧島にある「硫黄谷温泉 霧島ホテル」...
今年1月に北海道・白老(しらおい)温泉に開業した宿「界(かい) ポロト」。デザインは建築家の中村拓志(ひろし)さんが手がけ、アイヌ文化から得た着想を随所に取り入れ、さまざまな木材を活用した。なかでも...
日本百名山の一つ、谷川岳(たにがわだけ)。群馬・水上温泉郷の谷川温泉にある宿「檜(ヒノキ)の宿 水上山荘」は、全客室から雄大な谷川岳を望める。ところどころまだ雪が残る緑豊かな谷川連峰と真っ青に澄んだ...
約150年前に別府明礬(みょうばん)温泉に創業した「えびすの湯」。大浴場と家族露天風呂の「湯屋えびす」と宿泊施設の「御宿ゑびす屋」からなる。乳白色のにごり湯の硫黄泉と、無色透明な弱アルカリ性単純温泉...
岡山県真庭市の湯原(ゆばら)温泉と言えば湯原ダムそばの砂湯が有名。その砂湯から最も近いところに「旅館 かじか荘」という素朴な温泉宿がある。昭和のノスタルジックな香りが漂う、こぢんまりとした店構えだ。...
スノーリゾートとして有名な新潟・越後湯沢温泉。JR越後湯沢駅前に上質な湯を誇る温泉宿「HATAGO井仙(いせん)」がある。新潟でも指折りの高級老舗旅館「龍言(りゅうごん)」の姉妹宿で、「龍言」より手...
四万ブルーと呼ばれる美しい青が有名な群馬・奥四万湖にほど近い、四万(しま)温泉。奥四万湖から流れる四万川沿いに大小さまざまな温泉旅館が建ち並び、名の通った温泉地でありながら自然の美しさとノスタルジッ...
長野・松本の奥座敷・浅間温泉に2020年に誕生した宿「松本十帖」は、「松本本箱」「小柳」というコンセプトが異なる二つのホテルを中心に構成されている。松本本箱は大人のためのブックホテル、小柳は三世代フ...
南アルプスのふもとにある小さな集落に、1300年ほど前に第四十六代孝謙天皇の願掛けにより湧き出たという伝説が残る温泉がある。孝謙天皇の別名、奈良王にちなんで奈良田(ならだ)温泉と名付けられたという。...
道南の港町・江差(えさし)に、リピーターや連泊客の多い温泉宿がある。全7室のラグジュアリーでオールインクルーシブな宿「江差旅庭 群来(くき)」だ。建物は、新進気鋭の建築家・中山眞琴氏による設計で、す...
船で行く温泉宿は日本各地に何カ所かある。しかし船でしか行けない川べりの温泉宿は、富山県南砺(なんと)市の宿「大牧温泉観光旅館」くらいのものだろう。...