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取材に応じた伍代夏子さん
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私の美容習慣:伍代夏子 無理しないケア、お酢料理で生き生き 「肝炎ウイルスの検査を」と呼びかけ

 輝く女性に美容法や心の整え方など、美しさの習慣を聞く「私の美容習慣」。今回は厚生労働省の「知って、肝炎プロジェクト」で肝炎対策特別大使を務め、肝炎の知識、予防、治療に関わる理解が進むよう普及啓発を行う、歌手の伍代夏子さんに聞きました。

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 ◇リッチな化粧水は60代になってから 性格に合わせたケアを継続

 昔から肌が丈夫だったこともあって、美容に熱心な方ではなかったんです。ただ、外出をするときはいつもメイクをして、マスクをして帽子をかぶって、日焼けには気をつけてきました。

 実家は魚屋で私もせっかちな性格。だから化粧水や乳液、美容液……と何本もつけるのは苦手ですね。30代の頃、やっぱりお手入れをしなきゃと思って、いろいろとそろえたんですけれど、それぞれをなじませる時間を待つことができなくて。これまでは手軽なヘチマコロンやシーブリーズを愛用していました。ここ数年でしわや肌の衰えを感じることがあって、化粧水をリッチなものに変えたところです。

 運動はやるとなったら一生懸命、ストイックにやるんですけれど、だんだんイヤになってきちゃう。「自分で決めて始めたんだからやめちゃだめ」って思うほど、ストレスになってしまうタイプ。そういう自分の性格を知ったので、定期的な運動習慣はないですが、みんなで卓球をしたり、楽しんでするスポーツは好きで機会があればやっています。

 ◇“飲むほどに”かけるほどのお酢好き 食生活も無理せず続けられることを

 子供のころからお酢が大好き。いろんなものにかけますね。作る料理もマリネとか、お酢を使った料理が多くなります。特に夏は冷やし中華ばかり。“飲むほどに”かけています。母は、私がおなかにいるとき、つわりがひどくて冷やし中華ばかり食べていたからと、私がお酢好きになった理由を話していました。本当かどうかはわかりませんけれど(笑)。

 結婚して、杉さん(俳優の杉良太郎さん)のために料理を作るようになってからは減塩とか、糖質制限とか、徹底的に研究して、調味料から気を配って食事を作っていました。でも好みじゃないものは、やっぱり続かないんですよね。

 あとは、旬のおいしいものを、おいしいときに。二人で「今日はお茶漬けにしようか」「さっぱりとざるそばでいいんじゃない」と話しながら、体が欲するものを食べています。

◇年齢にかかわらず、一度は肝炎ウイルスの検査を

 健康面では、C型肝炎の治療を48歳から始めて、51歳で完治しました。やはり自分が治療をして改めて思ったのは、ほとんどの人が「自分は病気にならない」と思っているということ。まず肝炎のことを知らないし、ウイルス性の肝炎は特に知られていません。感染源についても知らないし、血液感染と聞いても心当たりがなければ「私には関係ない」と思ってしまう。

 肝炎ウイルスは、気がつかないところで感染している可能性があります。自覚症状はほとんどありませんが、慢性化すると肝硬変になり、がん化することもあります。そういった別の病気に移行する前に発見することが大切です。年齢にかかわらず、みなさんに一度は肝炎ウイルスの検査を受けていただきたいですね。

 <プロフィル>

 ごだい・なつこ 1961年12月18日生まれ。東京都出身。1982年、歌手デビュー。1999年、俳優の杉良太郎さんと結婚。2012年から厚生労働省「肝炎対策特別大使」。2018年から警察庁「特別防犯支援官」。

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